■URL
http://www.telesa.or.jp/01provider/index_provider.html
社団法人テレコムサービス協会(テレサ協)は24日、27日に施行される「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律」(通称:プロバイダー責任法)に関するガイドラインを公表した。
公表されたのは「著作権関係ガイドライン」と「名誉棄損・プライバシー関係ガイドライン」の2つ。インターネット上のウェブサイトや掲示板などで起きた著作権の侵害、名誉棄損やプライバシーの侵害で、これを運用するプロバイダーが法的責任を負わないで対処できる範囲について指針や基準を明示している。
テレサ協では今年2月、通信事業者団体や著作権団体などとともに「プロバイダ責任法ガイドライン等検討協議会」を発足。4月中旬にはガイドライン案を公開し、各方面からの意見を広く募っていた。今回公表されたガイドラインは、ここで寄せられた意見もふまえて検討を行ないとりまとめられたものである。検討会は今後も継続され、内容の充実化や状況に応じて見直しを図っていくとしている。
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(2002/5/24)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]