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■URL
http://earthlink.boingo.com/
http://www.boingo.com/pr/pr14.html
米プロバイダー大手のEarthLinkは11日、米Boingo
Wirelessの「Wi-Fi」ネットワークを利用した公衆無線LANサービス「EarthLink Wireless High Speed」を全米で提供開始すると発表した。全米の数百カ所に設置したホットスポットで、高速インターネット接続を利用できるようにする。
Boingoとの提携により、EarthLinkの顧客はホテルや空港、カフェなどの施設で、無線LAN規格「802.11b」に対応する無線LANにアクセスできるようになる。なお、BoingoはEarthLinkの創業者で会長を務めるSky Dayton氏が2001年に設立したベンチャー企業だ。
802.11bは世界で最も普及している無線LAN規格で、最大伝送速度は11Mbps。「Wi-Fi」は、802.11b対応製品で相互接続性が検証された製品を意味している。
EarthLink Wireless High Speedでは、ソフトウェアが利用可能なWi-Fi信号の場所を感知し、データベースを素早く参照して、ユーザーに最も近いホットスポットを見つけだす。また同サービスでは、個人用のVPNを組み込み、セキュリティを確保している。さらに、ユーザーがネットワーク設定を保存して、家庭と職場などで簡単に移行できる「Signal Settings」機能を提供する。
同サービスでは、3種類の料金コースを用意する。1日だけ利用できる「As You Go」が7.95ドル、1カ月に10日間利用できる「Pro」が24.95ドル、1カ月無制限で利用できる「Unlimited」が74.95ドル。
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(2002/6/12)
[Reported by 江藤浩幸]