■URL
http://www.opera.com/pressreleases/en/2002/06/20020617.html
米MacromediaとノルウェーのOpera Softwareは17日、Operaの組み込み向けブラウザーのライセンス先に対してMacromediaの「Flash Player」を提供すると発表した。これにより、Macromediaは組み込み市場でのシェア拡大を図る。
Operaは、LinuxやQNXに対応するブラウザーにFlash Playerを同梱するためのライセンスを取得。これにより、Operaのライセンス先がFlash Playerに容易に対応でき、インターネット対応端末でリッチメディア対応のアプリケーションやサービス、コンテンツなどを利用することが可能になる。Operaは携帯端末やセットトップボックスなどを開発する家電メーカーやソフトウェアプラットフォーム提供会社に組み込み向けブラウザーを提供している。
OperaのLars Boilesen副社長は「当社は組み込み製品向けブラウザーのリーダーとして知られており、Flashに対応することでライセンス先にとってより魅力的な選択肢となる」とアピール。さらに「100万人以上のFlash開発者がOpera搭載の端末やプラットフォームに対応するコンテンツやアプリケーションを提供可能となる」と語った。
◎関連記事
■Opera SoftwareのCEOが来日~すべてのデバイスにOperaを搭載する
(2002/6/17)
[Reported by 江藤浩幸]