【サービス】

クレジットカード紛失にWebから一発対応「CIC Web連絡代行サービス」

■URL
http://www.cic.co.jp/introduce/20020808_1.html (リリース)
http://www.cic.co.jp/webdaikou/web.html
http://www.safety-pass.com/ (セーフティパス)

CIC Web連絡代行サービスのサイトへ  株式会社シー・アイ・シー(以下CIC)とエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社(以下NTTコム)は、オンラインサービスでの提携を表明、クレジットカードの紛失・盗難時などの連絡手続きを代行する「クレジットインフォメーションWeb連絡代行サービス」(以下CIC Web連絡代行サービス)を9月10日より開始すると発表した。

 CICはクレジット会社の共同出資により、1984年に設立された個人信用情報機関。加盟会員であるクレジット会社などから登録される消費者の個人信用情報を管理し、会員企業の照会に応じて情報を提供する業務を行なっている。
 CICでは2000年から、消費者向けのサービスとして「CIC連絡代行サービス」を展開。クレジットカードの紛失時などに、1回の連絡で複数カードの紛失手続きができる機能などを提供していた。これまではセキュリティ面からオンラインでのサービス提供を見送っていたが、今回NTTコムと提携し、同社のICカードを用いた認証・決済プラットフォーム「セーフティパス」を利用し、Webサイトからでも安全なサービスを提供できるとして新たに「CIC Web連絡代行サービス」を開始する形となった。

 「CIC Web連絡代行サービス」では、あらかじめクレジットカードをWebサイトから登録しておくことで、以下のサービスが可能になる。

・国内や海外で紛失・盗難にあったときに、会員に代わってCICが登録済みのクレジットカード会社へ一斉に紛失・盗難の連絡を行なう「紛失・盗難連絡代行サービス」
・転居や転勤時に、CICがクレジットカード会社への変更を一斉に連絡する「転居先等連絡代行サービス」
・CICに登録されている自分の個人信用情報を、インターネットで請求・閲覧できる「クレジットデータ報告サービス」
 これらに加え、保険証などの紛失時に同サービスに登録し、保険証を取得した第三者による悪用を防ぐ「証明書紛失等登録サービス」や、会員番号やパスポート番号などを必要なときに確認できる「メモバンクサービス」なども提供する。現在はこのサービスでクレジットカード関連の6割強をカバーしているという。

 「CIC Web連絡代行サービス」の年会費は1,500円で、セーフティパスの利用料金が含まれる。すでにセーフティパスを利用しているユーザーが申し込む場合は、年会費なしで利用可能だ。また現在サービス開始記念として、初年度年会費が無料になるほか、電子マネー「ちょコム」1,000円分贈呈などの特典を提供するキャンペーンも行なっている(9月30日まで)。なおCICではこのサービスで年内に約3万人の会員獲得を目標とするほか、セーフティパスと連携した機能追加も行なっていく予定だ。

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(2002/8/9)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]

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