■URL
http://www.ibm.com/news/jp/2002/08/08201.html
http://www.netone.co.jp/newsrelease/news/20020820_ProStorage.html
(左)ネットワンシステムズ代表取締役社長の佐藤一雄氏、(中央)プロストレージの代表取締役社長に就任する予定の澤田脩氏、(右)日本IBM代表取締役社長の大歳卓麻氏 |
ネットワンシステムズ株式会社と日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は20日、法人向けにネットワークストレージサービスを提供する合弁会社「プロストレージ株式会社」を9月2日に設立すると発表した。新会社の資本金は2億円で、ネットワンシステムズが65%日本IBMが35%を出資して、従業員16名でスタートする予定だ。
ネットワンシステムズは、ネットワークのコンサルティングやシステムインテグレーションを提供する会社。2002年6月には米3PARdata製品の導入を機にネットワークストレージ市場に参入した。一方の日本IBMは、ファイバーチャネルSAN(Storage Area Network)対応のディスク製品やNAS(Network Attached Storage)、iSCSIなどのネットワークストレージ製品の提供を積極的に展開している。今回設立されたプロストレージでは、これら2社の製品とサービスを統合した形でユーザーに提供する。
プロストレージの代表取締役社長に就任する予定の澤田脩氏は「ネットワークレージは、コンテンツの大容量化により重要視されている。また、データベースやアプリケーションの統合には不可欠だ」と必要性を訴えた。また、「SANとNASの市場は、2006年には4,700億円規模に急成長するという予測などもあり、合弁会社の設立に踏み切った」と述べた。
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(2002/8/20)
[Reported by adachi@impress.co.jp]