■URL
http://websidestory.com/cgi-bin/wss.cgi?corporate&news&press_1_193
使用されているブラウザーやOSに関する情報をWebデザイナーなどに提供する調査会社WebSideStoryが28日発表したところによると、8月26日時点でのNetscapeの全世界でのシェアは3.4%となり、昨年に比べて13%減少したことが明らかになった。これに対してMicrosoftの「Internet Explorer」のシェアは増加を続け、現時点でのシェアは約96%、1年前に比べて9ポイントも増加していた。
一方でNetscapeがシェアを保っている地域もあるという。例えばスイスのNetscape利用率は世界平均の約2倍であり、独、カナダ、米国でも世界平均を上回っている。
Netscapeの置かれている状況についてWebSideStoryのStatMarket製品マーケティング担当副社長Geoff Johnston氏は「最新バージョンのNetscapeはこれまでのところユーザー数で勝利を収めることはできなかった。少数の国々では抵抗を続けているが、AOLが近いうちに動きを見せなければNetscapeは市場の最後の1、2%を巡ってOperaと戦うことになるだろう」とコメントした。
8月26日時点での世界ブラウザーシェア | |
Microsoft |
95.97% |
Netscape |
3.39% |
その他 |
0.64% |
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(2002/8/29)
[Reported by 青木 大我 (taiga@scientist.com)]