【ソフトウェア】

Windows版のほかMac OS、Linux版も公開。シェア回復に向けた起爆剤となるか…

Webブラウザー「Netscape 7.0」正式版がリリース

■URL
http://channels.netscape.com/ns/browsers/default.jsp
http://wp.netscape.com/ja/download/ (日本語版ダウンロードページ)
http://media.aoltimewarner.com/media/press_view.cfm?release_num=55252707

 米America Online傘下の米Netscape Communicationsは29日、Webブラウザー「Netscape 7.0」正式版をリリースしたと発表した。Netscape 7.0にはWindows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XPに対応するWindows版のほか、Mac OS 8〜9/X版、Linux版が用意されている。Windows版については日本、米、独、仏、中国、カナダ、英、スペイン向けの各言語版がダウンロード可能だ。

 Mac版、Windows版ともに、基本的な機能は6月に公開された「Netscape 7.0プレビュー版」から大きな変更はない。タブブラウジング機能を備え、サイトやページにタブ付けしておくことでワンクリックでページ間を簡単に移動できるようになったほか、起動の高速化や、Webページ上で検索したいキーワードを反転させ、「Web Search」をクリックするだけで簡単に検索できる機能「Click-to-Search」を装備している。また、ICQとの互換性を確保したインスタントメッセージング(IM)機能、「Quick Search」や「Mail Filters」などを備えた新しい「Netscape Mail」などを備えている。

Netscape 7.0 Windows版日本語版
Netscape 7.0 Mac OS版英語版

 なお、Mac版は現在、英語版のみの公開となっているが、「Preferences」の「Navigator」にある項目「Languages」で「Add」ボタンをクリックし、「Japanese [ja]」を追加、「Appearance」にある「Fonts」のプルダウンメニューで「Japanese」を選択しておくと、日本語表示に対応可能となる。さらに「View」メニューで「Character Coding」→「Auto-Detect」→「Japanese」を選択しておけば、日本語を自動表示できるようになる。

 さらにNetscapeは新版のリリースに併せて、ポータルのNetscapeに新たなツールバーを導入し、AOL Time Warnerのコンテンツ、AOLのWebベースのツールや「AOL Instant Messenger」、「Netscape Mail」、「Netscape Calendar」などをシームレスに利用できるようにした。

 なおNetscapeの親会社であるAOLでは、専用ソフトのMac OS X版にNetscape 7.0をブラウザーとして採用する予定。また、CompuServe用の専用ソフトにも組み込む予定だ。つい先日発表されたWebSideStory社の調査結果では、Netscapeのシェア低下が明らかになっているが、もし、9月にリリースを予定しているWindows版の専用ソフト「AOL 8.0」にもNetscape 7.0が採用されれば、シェアが回復する可能性もありそうだ。

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(2002/8/30)

[Reported by 江藤 浩幸]

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