【業界動向】

次世代インターネット研究「Internet2」への参加大学が200を超える

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http://archives.internet2.edu/guest/archives/i2-news/log200208/msg00005.html

 米国における次世代インターネット研究開発コンソーシアムの「Internet2」は28日、参加している大学が200を超えたことを明らかにした。Internet2は1996年に34の大学によって創設され、次世代ネットワークとその利用方法を研究している。ここで研究された最新の研究結果は各大学とインターネット全体にフィードバックされていくことになっている。

 参加機関が増加した結果、今やInternet2に参加している大学は全米全ての州に最低一つ存在し、その他にも60の企業会員と40の準会員がいる。その中には政府の研究機関や、民間研究機関、その他高性能ネットワークに関する研究を行なっている組織も含まれている。これらの研究はNational Science Foundationなど連邦機関の支援を受けている。

 今回参加機関が200を超えたことについてInternet2の社長兼CEOであるDouglas Van Houweling氏は「過去5年にわたってInternet2コミュニティーは、共通の目標を持った機関が集まることによって、個々では難しすぎるか、あるいは不可能で達成できないようなことを達成できるようにすることを実証してくれた」とInternet2の役割を賞賛した。

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(2002/9/1)

[Reported by 青木 大我 (taiga@scientist.com)]

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