■URL
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20020912.html
東京ガス株式会社は、遠隔地に住む家族などのガス利用状況を、電子メールで伝える「利用状況お知らせサービス」(愛称・「みまも~る」)を、10月1日から開始する。遠距離の家族などを持つユーザーに向けた展開を図る。
これは一人暮らしの高齢者など“見守られる側”のガス利用状況を、毎日設定した時間に電子メールで家族など“見守る側”に知らせるサービスとなる。また過去1週間の見守られる側のガス使用パターンを、ホームページで照会することもできる。このサービスで日ごろのガスの使い方を知ることで、食事の支度・入浴といった生活の様子や変化を推測することができ、遠隔地の家族を見守ることが可能としている。
「みまも~る」は、東京ガスが以前から実施しているガス監視サービス「マイツーホー」とセットで提供され、料金は月額で1,470円。初回のみ加入料5,000円が別途必要となる。2002年12月末まで加入料金無料キャンペーンを実施する予定だ。なお“見守られる側”は東京ガスの利用者のみとなるため、居住地域によっては利用できない場合がある。
遠隔地の高齢者などの様子を知らせるサービスは、象印マホービンが2001年から提供している電気ポットを利用した「みまもりほっとライン」がある。また松下電工も、ひとセンサー利用の「みまもりネット」を12月から開始する予定だ。ただ、今回の「みまも~る」のような公共エネルギーの利用状況を活用したものは例がなく、ユニークなサービスと言えるだろう。
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(2002/9/12)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]