【業界動向】

米副大統領が親向けインターネット利用ガイド刊行などを発表

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http://www.pub.whitehouse.gov/uri-res/N2R?urn:pdi://oma.eop.gov.us/1997/12/2/4.text

 12月2日、米Al Gore副大統領は、ポルノや暴力などの「有害情報」から子供を守るための方策を発表した。ワシントンで開催された「Internet Online Summit for Kids」での講演でのもの。

 まず、親を対象に子供のインターネット教育のガイドを発行し、子供にどのようにインターネットを利用させるかを提案する。また、ホットライン「CyberTip line」を設け、有害情報に関する情報を収集する。さらに、「Think Then Link」(リンクの前に考えよう)キャンペーンを実施し、親や教師、子供を対象に討論会などを開催する。

 Internet Online Summit for Kidsはインターネット大手関連業者らを集めて開催されており、業界による自主規制などが発表されている(本誌12月3日号参照)。これに対し、リベラル派の団体によって自由の侵害であるとの声や、逆に保守派の団体によってより厳しい規制を求める声などが挙がっている。

('97/12/3)

[Reported by masaka@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp