● 支払い方法をEdyにするだけで還元! お得な「Edyスマイルクーポン」
ここ数年で、電子マネーはすっかり身近になりました。ほとんどのコンビニで電子マネーが利用できるようになりましたし、JR東日本のICカード「Suica」やバスや私鉄で使える「PASMO」などのICカードの普及もあって、電子マネーが“特殊なもの”ではなくなってきた感があります。
特に、クレジットカードや会員証、おサイフケータイなどにも採用されて普及が進んでいる電子マネー「Edy(エディ)」は、コンビニやネットショップ、カフェやレストランなど、幅広く普及が進んでおり、最近ではEdyに対応しているタクシーなども多くなってきました。Edy付きのカードやおサイフケータイにチャージしておけば、支払いのときにリーダーにタッチするだけで「シャリ~ン♪」と音がして支払いができ、小銭いらずの便利さが魅力です。
この便利さがウリの電子マネーEdyですが、実は「お得」でもあります。Edyのホームページには、「Edyスマイルクーポン」や「Edyハッピー優待」などの各種特典サービスが登録されており、利用するだけで数千円の還元を受けられる場合もあります。この還元割合がかなり高く、「Edyスマイルクーポン」や「Edyハッピー優待」は、「知る人ぞ知るお得なサービス」と言えるかもしれません。
このホームページで提供されている「Edyスマイルクーポン」や「Edyハッピー優待」は、いわゆる割引クーポンのようなものです。事前にEdyホームページでクーポンを入手し、対応の店舗を利用した際にEdyで支払うと、一定額が翌月Edyで還元されるというもの。居酒屋で10,000円以上利用すると2,000円還元、レストランで利用額の10%分をEdyで還元、抽選でプレゼント、など特典にはさまざまなパターンがありますが、チェーン店を中心に多くの店舗が参加しています。
たとえば居酒屋で何人かで飲めば1回で10,000円を超えることもよくありますし、ひと月の間の利用額を合算できる店舗も多いので、条件に合うことも多いのではないでしょうか。レストランならランチでも利用できますから、支払い方法をEdyに変えるだけで10%もの還元が受けられるなら、正直、使わない手はありません。
● クーポンの期間中、何度でもくりかえし使える
具体的な使い方は、まず決済するEdy付きカードやおサイフケータイにクーポンを登録します。「Edyスマイルクーポン」の場合はEdyのホームページで利用する店舗を選んで、「クーポンをGET!」をクリック。FeliCaポートがあるパソコンや、PC用カードリーダー/ライターのPaSoRiがある場合は、カードをポートに置いて「ゲットする」をクリックするだけでOK。リーダー/ライターがない場合も16桁のEdy固有の「Edy番号」を入力すれば登録できます。
おサイフケータイの場合は、「Mobile Edy」のホームページや、Edyアプリのメイン画面から「お得メニュー 特典」→「Edy スマイルクーポン」と進んでクーポンを検索し、ケータイでクーポンを入手することもできます。外出先や、お目当てのお店に着いてからクーポンを入手したいときにも、この方法が便利。
こうしてクーポンを入手したEdyを決済に使うと、翌月の10日以降にEdyの機能である「Edyギフト」で還元分を受け取ることができます。いったんクーポンを登録しておけば期間中何度でも繰り返し利用できる点や、注文や決済の際に「クーポン利用で」などと伝えたり、事前に申し出る必要がない点も便利です。
もうひとつの「Edyハッピー優待」は、Webページから「サービス登録」を行なっておくと、「Edyハッピー優待」に参加しているショップで優待が受けられるサービスで、ショップのスタンプカードのような使い方ができます。この場合も、「Edyスマイルクーポン」と同様に、利用の翌月10日以降に還元分を「Edyギフト」で受け取れます。
この「Edyギフト」で受け取った分は、通常のEdyのチャージ額と同じように現金代わりに使えます。ただし、Edyギフトで送られた還元分は、送付されてから有効期限内に受け取り作業をしないと無効になってしまいますのでご注意を。「Edyギフト」の確認は、パソコンでユーティリティを使う場合は「Edy Viewer」のメイン画面にある「Edyギフト」から、おサイフケータイの場合はメイン画面の「Edyギフト 受取」から行なえます。
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「Edyスマイルクーポン」のホームページから近くのお店を検索して、まずはクーポンをEdyに登録します
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Edyハッピー優待のページ。一度登録するだけで、ハッピー優待に参加しているすべての店舗で優待が受けられます
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● パソコンならFeliCaポートと「Edy Viewer」をインストールして活用
Edy付きカードやおサイフケータイを持っているけれど、まだ使ったことがないという方は、まずはEdyにお金をチャージするところから始める必要がありますが、このときお勧めなのがクレジットカードからのチャージです。
Edyは、コンビニやチャージ機などで現金によるチャージも行なえますが、クレジットカードを使ったチャージも可能です。一度登録しておけば、繰り返し手軽にチャージできるので大変便利です。
また、ほとんどのクレジットカードで、Edyへのチャージ分もショッピングと同じようにポイントが付きますから、普段メインカードに使っているクレジットカードを登録しておけばポイント収集にもプラスです。ただし、このクレジットカードの登録には2日かかりますので、チャージする前にまず登録を済ませておきましょう。
おサイフケータイの場合は、クレジットカードの登録が終わればオンラインでいつでもチャージできますが、Edy付きカードの場合は、パソコンのFeliCaポートやPaSoRiを使うことで利用できます。Edyを使いこなすためのユーティリティ「Edy Viewer」は、Edyのホームページで無償公開されています。
ちなみに、あまり知られていませんが、おサイフケータイ同士なら「Edy to Edy」という機能を使って、簡単にEdyでのやりとりが行なえます。Edy番号さえわかれば簡単に利用できるので、お互いよくEdyを使っているなら、「このあいだ小銭がなくて借りた500円を返したい」というような場合にも便利です。
このほか、Edyのホームページに登録しておくと、「myクーポン」のページにログインすることで、よく使う店舗の「Edyスマイルクーポン」をブックマークしておけるほか、予定の還元額やEdyの利用状況を確認することができます。
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Edyの利用には、まずはチャージが必要。パソコンにFeliCaポートがある場合やPaSoRiを持っている場合は、「Edy Viewer」の活用が必須です
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ちなみに、あまり知られていませんが、おサイフケータイ同士なら「Edy to Edy」という機能を使って、簡単にEdyでの送金も行なえます。Edy番号さえわかれば簡単に利用できるため、お互いよくEdyを使っているなら、「このあいだ小銭がなくて借りた500円を返したい」というような小額の送金にも便利です。
このほか、Edyのホームページに登録しておくと、「myクーポン」のページにログインすることで、よく使う店舗の「Edyスマイルクーポン」をブックマークしておけるほか、予定の還元額やEdyの利用状況を確認することができます。
● 9月1日から新キャンペーン開始。ダブルでお得に!
現在登録されているクーポンは8月31日までのものが多く、9月1日からは新しいクーポンへ更新される予定です。8月31日に使う分はもちろん登録すればその日に使えますし、9月1日以降にも入手し直せば、期間中繰り返し使えます。同じ店舗の「Edyスマイルクーポン」でも、期間が違うと有効になりませんので、その点だけご注意を。
また、9月1日から10月31日までは、Edyが使えるすべての店舗を対象として、「シャリ~ンで行こう!!」と題された新キャンペーンも開始されます。
キャンペーンの参加には、まずEdyのホームページやケータイのサイトからエントリーを。エントリー時に希望の賞品によりAコースまたはBコースを選んで参加し、月間で累計1,000円以上Edyを利用した方から、抽選で賞品がプレゼントされます。Aコースはプレイステーションポータブルが毎月300名、BコースはANA 5,000マイルが毎月300名に抽選で当たります。
さらに、月間、累計3,000円以上Edyチャージをした方の中から、ANA旅行券30,000円分が毎月抽選で100名(期間中合計で200名)に当たるなどチャンスもあります。「Edyスマイルクーポン」を利用していれば、月1,000円以上の利用や3,000円のチャージはクリアできる条件ですから、エントリーしておくことをおすすめします。
普段何気なく利用している電子マネーも、ホームページで提供されているサービスを利用することで、さらにお得に利用できますよ。
関連情報
■URL
Edyホームページ
http://www.edy.jp/
西村敦子の「使える! まる得サイト」バックナンバー一覧
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/marutoku_backnumber/
2007/08/31 15:19
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西村敦子(にしむら あつこ) 1973年東京都生まれ。IT系出版社を経てフリーライター兼編集者に。「お得」「半額」「限定」に弱く、お得サイトを見つけては知り合いにメッセンジャーで送りつけている。ブックマークからリアルの机の上まで、整理が苦手なのが悩み。 |
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