図7 『町村信孝オフィシャルホームページ』[*7]。トップページに作字させたと思われる縦棒の「信」をビットマップ画像により使用している。明朝体ではこうしたデザインはほとんど確認できない。『明朝体活字字形一覧』を参照すると、そこに集められた全23冊の見本帳にある明朝体のうち、縦棒の「信」は19世紀にフランス王立印刷所のM・ルグランが彫ったアメリカ長老教会の見本帳と、同じく19世紀にS・ダイアとR・コールが彫った香港の英華書院の見本帳の2冊にあるものだけだ。現代の明朝体でも事情は同じ。なお、町村議員はトップページ以外はプロフィールも含め符号化済みの「信」を使っている

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