【2008/09/11】
■ 3台で総額1万2000円弱のシンセサイザーが奏でる、魅惑の電子音楽
YouTubeに6日付で投稿された音楽に筆者はひきつけられてしまった。3台のシンセサイザーを音源にした、タイトルのないオリジナルの曲だ。使われた3台は、おなじみ「DS-10」と、「大人の科学」付録の「SX-150」、そしてかつてクラフトワークの「電卓」などで使われた「スタイロフォン」の復刻版だ。DS-10がソフトのみで4800円、SX-150が書籍込みで3360円。スタイロフォンは「webdog」によれば日本では3580円で売られている。この音楽は、3台あわせて総額1万2000円弱の楽器で奏でられているわけだ。もちろん、DS-10を動かすためにはニンテンドーDSが必要だし、PCを使って録音しているはずなので、1万2000円ですべてが間に合うわけではないので念のため。同じ作者による、DS-10とスタイロフォンのみで作ったという「イパネマの娘」もおすすめだ。
めたるまん(山崎一幸)
■ 新iPod touchに、Bluetooth対応ハードウェアが隠されていた!?
新iPodが10日、発表となった。毎度おなじみ、スティーブ・ジョブズのプレゼンテーションが今回もあったけれど、たっぷりしたカジュアルウェアに隠されたジョブズさんの体が一段と痩せたように見えて、健康は大丈夫なのかと心配になってしまった。さてiPodだけれど、iPod nanoの外観が8月末に流れていた情報そのままだったのが興味深かった。iPod touchは従来よりおよそ1万円も安くなり、多くの人を通販サイトに走らせたようだ。「iPhone・iPod touch ラボ」によると、この新iPod touchがBluetoothに対応しているというのだ。iPod touchを分解してみたところ、WiFiを受け持つチップに「BCM4325」が使われていて、それには「Bluetooth 2.1+EDR」の機能も含まれているという。現在のファームウェアにはBluetoothを扱う機能は搭載されてないはずだから、Bluetoothで接続することはできない。それにBluetoothは、俗に「相性」と言われる機器間の接続性の問題もあるので、ファームウェアが対応したとしても接続先の相手を選ぶことになるだろう。それはともかく、将来の拡張が楽しみだ。
めたるまん(山崎一幸)
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