■URL
http://www.liquidaudio.com/company/press/archive/8_25_99.html
|
今回のバージョンアップの特徴は、これまでLiquid Audio形式しかサポートしていなかったプレイヤーが複数の規格をサポートしたことだ。それにはMP3のほか、SDMI、RealNetworks、Dolby Digital、AACによる規格が含まれている。インターフェイスについてはほとんど変更はないが、音楽ファイルを管理する「Music Organizer」機能が強化されている。ここでは、「Real Jukebox」や「MusicMatch」などのジュークボックスソフト同様に、異なるフォーマットのファイルをまとめて管理することができ、曲順の変更などを自由に行なうことができる。
なお、今回のバージョンより、Liquid社は「Genuine Music Mark」の採用を打ち出している。これは、MP3などの音楽ファイルに著作者、著作権所有者などの情報を「電子透かし技術」でデジタル署名するというもの。Liquid Player 5.0では、曲の再生時に「Song Properties」項目で、Genuine Music Markの有無を確認できるようになっている。
同社の技術に関しては、最近、三洋電機がLiquid Audioの技術を使ったポータブルプレイヤーを2000年始めに発売することを発表している。
('99/8/26)
[Reported by taiga@scientist.com]