ソニースタイル、バイオインフォキャリーを利用したコンテンツサービス開始
「S-Works」を開設しユーザーのカスタマイズにも応じる

■URL
http://www.jp.sonystyle.com/
http://www.jp.sonystyle.com/Style-d/S-works/ （S-Works）

司会・説明するピーター・バラカン氏（左）と 佐藤代表取締役（右）

　ソニーの自社製品の直販Webサイト「ソニースタイル」を今月1日から開始したソニースタイルドットコム・ジャパンは15日、小型データビューワー「バイオインフォキャリー」に対応したサービスを発表した。

バイオインフォキャリー

　バイオインフォキャリーは、Webデータや電子メール、スケジュールデータなどの情報をPCの「バイオ」から転送し、持ち歩いて閲覧することができるデータビューワー。ソニースタイルでは、このバイオインフォキャリー専用のコンテンツを提供する。

　コンテンツは、まずバイオインフォキャリーで最新のメールマガジンを閲覧できる、ライコス提供の「メールマガジン検索 for InfoCarry」サービスを15日から開始した。最初にこのサービスを使ってメールマガジンを選び、バイオからインフォキャリーへデータ転送するソフト「infoCarry Manager」に設定しておけば、バイオが設定に従って最新情報を取得しバイオインフォキャリーに転送する。

　また、NKB提供の飲食店情報サービス「ぐるなび」をインフォキャリーで閲覧できるサービスを3月下旬から開始する予定になっている。バイオを使って店を検索し、地図など検索結果をインフォキャリーに転送して使う。ぐるなびの特色でもある各店のクーポン券もプリントアウトせずにインフィキャリーに転送し、それを提示すれば特典を受けることも可能になっている。

色を選択できるTV、ディスプレイ

写真などオリジナルデザインが 入れられる電池「キャラスタ」

　ソニースタイルのWebサイト開設直後は、どのようなサービスになるのか今ひとつつかめない点もあったが、このように、ハードウェアとサービスを融合したかたちで提供するというソニースタイルの「スタイル」が少しずつみえてきたようだ。

　一方、ユーザーのカスタマイズに応じた商品を販売する「S-Works」を14日から開始している。S-Worksでは、特徴のある色を選択できる「Colors」、商品と付属品をさまざまに組み合わせることなどができる「Order Made」、ハイファイオーディオなどの製品をユーザーがチューンナップすることなどが可能な「Advanced」、カーナビなどの機能を追加する「Version Up」の4つのコーナーで商品を提供する。

　まず、「Colors」で、従来の製品ラインナップにはなかった色を使ったネット専用商品を提供する。第1弾として、6色のなかから選べる14型カラーテレビ（2月14日から受注開始）と17型コンピュータディスプレイ（同3月上旬）を販売。「Order Made」では、MDウォークマンの本体、リモコン、ヘッドフォンを合計108パターンから選択できる「MD Walkman アラカルト」、ソニー製単3アルカリ電池に、ユーザーオリジナルの写真やイラスト、メッセージを入れたオリジナルデザイン電池「キャラスタ」を3月下旬から開始する。

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(2000/2/15)

[Reported by betsui@impress.co.jp]