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千葉県の不動産会社のダイニチは、加入者系無線アクセスシステムによる集合住宅向けのインターネット接続サービスで、ソニーと提携することで合意した。ソニーが7月開始予定の企業向け広帯域通信サービス「bit-drive」を利用し、入居者に低価格の常時接続環境を提供する。
ダイニチはすでに7日、京セラコミュニケーションシステムとの提携により、同社が千葉県浦安市と市川市で保有・管理する550棟/8,000室のマンション、寮、社宅について、LAN設備工事に着手することを明らかにしている。一方、ソニーでは同地域にbit-driveの無線基地局を設置し、各マンションに対して加入者系無線アクセスによるインターネットへの接続回線を提供する。これにより、各マンションでは公衆回線を経由せずに、インターネットを利用できる環境が整えられる。サービスの名称は「e-room」で、利用料金は通信料込みで月額2,000円程度になるとしている。
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(2000/4/20)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]