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■URL
http://www.interq.ad.jp/press/release/20000512.html
インターキュー株式会社は12日、米国の無料プロバイダー（ISP）NetZero社に対し、「ハイパーシステム特許」の米国・カナダにおける専用実施権を供与する契約に合意したと発表した。
ハイパーシステムは世界に先駆けて日本で無料ISPを提供していたハイパーネット社のシステムで、広告を表示するかわりに無料でインターネット接続できるようにするというシステム。同社が倒産したあと、1999年12月にインターキューがこのシステムに関連する技術の特許を買収した。現在、特許（6項目）を世界主要国で出願中という。
現在では世界的に無料ISPが多数現れていることもあり、そうしたNetZero以外の会社との関係が気になるところだ。それについてインターキュー広報では、「今回のライセンス契約は、NetZeroのほうから特許に抵触するのではないかと話があったもの」としており、「現在のところ、他社に対して特許についてインターキューからコンタクトするつもりはない。先方から話があったときに個別に対応する」と語っている。
NetZeroは無料ISPサービスの大手。無料でPCを配布する「Free-PC」サービスや、広告を表示することで無料で使えるようにするメールソフト「Eudora Pro 4.3」などにも、サービスを提供している。なお、NetZeroは今回の契約により、他社に対してサブライセンスする権利も取得する。
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(2000/5/12)
[Reported by masaka@impress.co.jp]