beenz.com役員ら。一番右が日本法人社長・石黒光氏、一番左が創業者のCharles Cohen氏
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「beenz」はWebアクセスやアンケート回答などの報酬として受け取れる“Web通貨”。beenzのパートナーサイトを閲覧したり、メンバーサービスに会員登録すると、パートナーサイトからユーザーにbeenzのポイントが支給される。ユーザーはこれを貯めて、希望のサイトで商品やサービスと交換できる仕組みだ。beenzのサービスは世界共通の単位として各国サイトで利用でき、リアルタイムのユーザー使用状況が把握できたり、マイクロペイメントに対応できる点などが特徴となっている。
パートナーサイト企業はビーンズ社から1beenz=1.2円でbeenzを買い取り、これをユーザーに支給、ユーザーが使用したbeenzは1beenz=0.5円でビーンズ社が買い取る形になっている(為替値には変動の可能性もある)。
日本でのサービス開始にあたり、Webコミュニティサービスのガイアックス、旅行情報のアットマークトラベル、懸賞応募サービスのアクシブドットコムなどWebサービス企業10社が参加を表明。会員登録、商品購入などに伴うbeenz支給を開始した。
ビーンズ・ドット・コム・ジャパンは米beenz.comと日本オラクル、ソフトバンク・イーコマース、光通信の合弁による合弁企業で、日本ではPDAや携帯電話、ゲームなどのプラットフォームにもbeenzサービスを拡大する構えだ。beenzを利用したコンサルタントやマーケティングも行なう予定で、初年度は50万人の会員登録、さらに2003年までに5,000万ドルの売上げを目標としている。
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■【2000年4月26日】beenz.com、日本で本格事業を開始 Web通貨「beenz」が日本上陸
(2000/6/19)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]