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http://www.oracle.co.jp/news/owa/news.NEWS_DETAIL?p_news_code=417
https://www.oracleexchange.com/ (OracleExchange.com)
日本オラクル株式会社(以下オラクル)は、BtoBの電子商取引市場(マーケットプレイス)構築用プラットフォーム「Oracle Exchange」の日本語版を9月30日より提供開始と発表した。米Oracle Corporation(以下Oracle)ではこのプラットフォームを使ったサイトをすでに多数運営しており、日本でも本格的な市場構築を開始する。
「Oracle Exchange」はRDB「Oracle 8i」をはじめとする同社のインターネット対応製品群を用いたBtoBの電子商取引市場用プラットフォーム。日本ではホスティングサービスで提供される。最短45日間での立ち上げを可能とし、価格は構築サイトの取引金額によって異なる。
オラクルでは25日、「Oracle Exchange」の記者説明会を開催(製品自体は7月3日に発表済み)。説明会では、カタログ購買やオークションを中心とした従来のマーケットプレイスに、製品開発や在庫情報管理などの機能を加え、より高度なBtoB取引を可能にする場所を「e-Hub」と表現。「Oracle Exchange」で、e-Hubサイトの短期間の構築が可能な点や、ユーザーがWebブラウザーだけで簡単に使用できる点を強調した。
米Oracleでは「Oracle Exchange」を用いて、自動車産業の「Auto-Xchange」や小売業向けの「GlobalNetXchange」など産業別のものや、業種横断型の「OracleExchange.com」など、40以上の電子商取引市場を構築・運営している。先日も航空業界最大のBtoB取引市場「AeroXchange」への参入を発表したばかりだ。日本でも本格的に電子商取引市場構築を進める方向で、NTTデータと提携して建設や非鉄金属など6分野での構築を行なうと表明している。
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(2000/7/25)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]