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■URL
http://www.cyberhome.ne.jp/
ファミリーネット・ジャパン(FNJ)は21日、既存マンション向けのインターネット常時接続サービスを開始すると発表した。最初の物件となる東京都荒川区の「ライオンズマンション荒川公園」で23日よりサービスを開始する。FMJは、マンションやその周辺住宅向けにインターネットの常時接続サービス「CYBERHOME」を提供する会社。
同マンションには、0.5Mbpsの光ファイバーが引き込まれ、HomePNA方式で各世帯が接続される。サービスを希望する世帯は、初期費用2万5,000円、月額料金3,980円でCYBERHOMEの接続サービスが利用できるほか、地域情報やコミュニティ機能、オンラインショッピングなどを提供する独自の専用サイトも用意された。
なお、既存マンションにCYBERHOMEを導入するには、管理組合の承認が必要。同マンションでは、11月下旬に会員の4分の3以上の賛成による決議が得られていたという。ただし、管理組合には、ネット設備導入にともなう負担はない。また、設備導入後は、利用希望者のみが初期費用と月額料金を支払って個別にサービスに加入する仕組みだ。
FNJは、大手マンションデベロッパーの大京とエヌ・ティ・ティエム・イー(NTT-ME)が10月に共同設立した。すでに1,000棟の既存マンションからネット化の問い合わせがあるとしており、年内にもさらに8件のマンションで管理組合による承認が得られる見込みだとしている。
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(2000/12/21)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]