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■URL
http://www.ce9.uscourts.gov/web/newopinions.nsf/4bc2cbe0ce5be94e88256927007a37b9/c4f204f69c2538f6882569f100616b06?OpenDocument
http://www.napster.com/pressroom/pr/010212.html
http://www.napster.com/legalupdate/
オンライン音楽交換サービスの米Napsterに対する著作権侵害訴訟で、サンフランシスコ第9巡回区連邦控訴裁は12日、同社サービスは「著作権侵害に当たる」との判断を下した。ただし、地裁が2000年7月に下した、5大レコード会社が著作権を管理する音楽の使用差し止めを命じた仮決定を差し戻し、地裁が新たな判断を下すまではサービスを続行できることになった。
この訴訟は、5大レコード会社を代表する米レコード協会(RIAA)が2000年6月、Napsterを相手取り、著作権侵害による使用差し止めを求めて起こしたもの。地裁は7月、原告側の主張を認め、Napsterに使用差し止めを命ずる仮決定を下したが、Napsterは仮決定の延期を求めて控訴裁判所に控訴していた。
控訴裁の判定に対し、NapsterのCEOを務めるHank Barry氏が声明を発表。「我々はこの判定に失望した」と述べ、「裁判所の判定に従うが、Napsterのユーザーが著作権を侵害しておらず、Napsterの事業を継続するために法を守っていると確信している」とコメントしている。
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(2001/2/13)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]