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株式会社フリービット・ドットコム(以下フリービット)が、接続サービスを大幅に拡充する。
同社は無料インターネット接続サービスのインフラ提供を主体とする企業。これまでに日興證券やクレディセゾン、JCBなどと提携し、それぞれのブランド名で無料接続サービスを展開している。専用接続ソフト「BitBasket」を用いて接続する点も特徴だ。
当初はアクセスポイント設置を13都市としていたが、今回計画を拡大し、この3月上旬で全国47都道府県・計122都市へ設置する運びとなった。さらに2001年春中には164都市への設置を完了する予定だ。
また、これまで10円／3分で提供していた電話料金を、5月1日より8.8円／3分に引き下げることも発表した。これは“インターネットと電話料金をセットにしたプラン”の市場平均価格である10円／1分との格差を広げることで、競争力を強めることが狙いとなる。さらに、3月中にはフレッツISDNに対応した「Flet's ISDNサービス」も開始する。開始に合わせて「BitBasket」のバージョンアップを行ない、新バージョン版を利用するだけで簡単に対応できるという。ただしこのサービスでは月額380円（22時から2時までの接続は3分5円を課金。ただし1,380円を上限とする）の費用が必要となる。当初は東京都内・大阪府内から開始し、順次エリアを拡大する予定だ。
フリービットでは今回のサービス拡大で、全国エリアへの顧客拡大と、従来中心となっていた初心者ユーザーだけでなく、ベテランユーザーへのアピールも狙っていく。今後さらに常時接続・ブロードバンド対応のサービスも検討する方向だ。
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■ネットワーク・インフラ・プロバイダー 無料ISPにインフラを提供、フリービット・ドットコム（連載「ネットビジネス 日本からの挑戦」より）
(2001/2/26)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]