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複数のWebサイトで使えるポイント制度「beenz」サービスを手がける米beenz.comの日本法人である株式会社ビーンズ・ドット・コム・ジャパンは、日本語によるサービスを停止した。4月20日よりビーンズのサイトは英語のみの運営となる。ビーンズは昨年6月に営業を開始したばかりで、1年足らずで停止に追い込まれた形となる。なお、貯めていたビーンズは今後も従来どおり世界のビーンズサイトで使える。
同社によると、今回のサービス停止は、世界的なインターネット業界の不況による米国本社の世界統合計画決定の一環として、いくつかの国のビーンズサイトがグローバルネットワークへ移管することになり、日本がその1つの国に選ばれたためとしている。
「beenz」はWebアクセスやアンケート回答などの報酬として受け取れる“Web通貨”だ。beenzのパートナーサイトを閲覧したり、メンバーサービスに会員登録すると、パートナーサイトからユーザーにbeenzのポイントが支給される。ユーザーはこれを貯めて、希望のサイトで商品やサービスと交換できる仕組みだ。
国内では、Webコミュニティサービスのガイアックス、懸賞応募サービスのアクシブドットコム、メールアドレスだけでギフトが贈れるギフティギフティなどがビーンズ加盟を表明していた。今後、サポートは英語のみとなり、米beenz.comが対応するという。
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(2001/4/2)
[Reported by moriyama@impress.co.jp]