【業界動向】

SCEI、PlayStation2のJava対応を発表

■URL
http://www.scei.co.jp/corp/pdf/010605.pdf (リリース)

 ソニー・コンピュータエンタテインメント(以下SCEI)は、家庭用ゲーム機「Playstation2」(以下PS2)に、JavaVMを搭載することを発表した。現在米国で開催中の開発者会議「Java One」で発表されたもので、2001年末を目処にJavaアプリケーションがPS2上でも利用可能になる。

 JavaVMを搭載することで、セキュリティを確保したアプリケーションのダウンロードや、Javaを使ったサービスの利用が、PS2上でも可能になる。またPDAや携帯電話など、ほかのJava対応端末との接続や、これらの端末向けに開発されたJavaアプリケーションも利用できるようになる。

 SCEIの岡本伸一常務はこの発表について「SCEIはゲームとネットワークコミュニケーションを組み合わせることにより、新しいエンターテインメントの創造をめざしている。Sun Microsystemsと協力することで、オープンで安全なネットワークコミュニケーションの構築を加速していきたい」と述べ、またSun MicrosystemsのPatricia C. Sueltzエクゼクティブバイスプレジデントは、「Java技術とPS2の組み合わせは、家庭でネットワーク上のアプリケーションやサービスを簡単かつ安全に楽しむための、強力なプラットフォームになる」と述べている。

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(2001/6/5)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp / hiro@nakajima-gumi.net]


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