hiro@nakajima-gumi.net
|
インターネット広告の業界団体、米Interactive Advertising Bureau(IAB)は6日、リッチメディアを使った広告のガイドラインを発表した。これらの広告形式には、標準的な468×60ピクセルのバナー広告のほか、今年2月に勧告されたInteractive Marketing Unit(IMU)規格の「IMU Rectangle」、「IMU Skyscraper」、250×250ピクセルと550×550ピクセルのポップアップ広告、挿入型広告が含まれている。
リッチメディア広告は、HTMLやFlash、Javaなどのリッチメディア技術を使ったもので、バナーをクリックした後には音声/動画コンテンツを再生きる。標準バナー広告では初期ロードサイズが15KB、カーソルを移動したりマウスをクリックした後には最大85KBまで拡大可能。初期サイズは468×60ピクセルだが、カーソル移動やマウスクリック後には468×240ピクセルまで拡大できる。
IMU Rectangleは、ピクセルサイズが336×280、300×250、180×150、240×400のバナー広告。初期ロードサイズは25KBで、カーソル移動やマウスクリック後には最大50KBのファイルを3つまでロード可能。一方のIMU Skyscraperは、ピクセルサイズが120×600、160×600の広告。初期ロードサイズは20KBで、カーソル移動やマウスクリック後には最大50KBのファイルを3つまでロード可能となっている。
ポップアップ広告は、Webページにアクセスした場合に新しいウィンドウを開いて広告を表示するもの。ファイル容量は、250×250ピクセルの場合は最大20KB、550×550ピクセルでは最大100KB。挿入型広告はWebページを移動する間にメインウィンドウに表示されるもので、336×280ピクセルでファイル容量が最大20KBと規定されている。
このガイドラインは、広告主や広告代理店がリッチメディア広告を簡単に使えるように策定されたもの。これらの勧告はWebサイトや広告主に対し、共通の出発点となる基準を提供する。
◎関連記事
■オンライン広告の業界団体IABがバナー広告の新ガイドラインを公表
(2001/8/7)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]