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■URL
http://www.buypower.co.jp/
米国の大手自動車メーカーGeneral Motors(以下GM)と、同社の日本での戦略的提携企業のスズキ株式会社、富士重工業株式会社(以下富士重)、いすゞ自動車株式会社(以下いすゞ)の4社は、日本でのe-ビジネス事業の本格展開を発表した。以前よりGMのインターネット関連部門「e-GM」の日本オフィスを設置して準備を進めており、今回の合弁会社設立とサイト開設で、日本での本格展開がスタートした形だ。
今回発表されたのは、GM・スズキ・富士重の3社の合弁会社「日本オートウェブサービス株式会社」の設立と、この新会社による自動車購入支援サイト「バイパワージャパン」のサービス開始となる。米GMによる自動車購入サイト「GM BuyPower」は、2000年度に約80億ドルの売上げをあげるなどの実績を持っており、この日本版として「バイパワージャパン」がデビューした形だ。
サイトではキャデラック、サーブ、オペル、シボレー、スズキ、スバル、いすゞの7ブランドから希望する車型や装備を検索でき、希望車両の正規ディーラーへの見積り依頼手続きが可能となっている。対象は軽自動車から高級輸入車までの約70車種・180タイプで、広い範囲から最適な車両が選択できる。新車情報や試乗レポートなどのコンテンツも提供しており、一部コンテンツは二弦社の「WebCG」提供となる。
GMでは1999年10月にe-GMの日本参入を発表し、当時は2000年中にはサービスを開始すると表明していたが、大分遅れての事業開始となった。また以前に触れていたトヨタ自動車の自動車情報サイト「GAZOO」との協力関係や、自動車向けの情報配信サービス「Onster」などの事業については、いずれも現状を踏まえながらの展開を図っているが、具体的な時期などは明らかにできないとしている。
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(2001/9/14)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]