|
■URL
http://www.jabber.com/everywhere/index.shtml
http://www.jabber.com/news/release_100901.shtml
インスタントメッセージング(IM)ソフト開発の米Jabberは9日、IMプラットフォーム「Jabber Communications Platform」(JCP)の100ユーザー限定版を無料提供するキャンペーン「Jabber Everywhere」を発表した。同社サイトから無料でダウンロードできるようにする。
同キャンペーンでは、JCPの機能限定版「JCP Express」を、ソフトウェア開発者や企業に無償提供する。これにより、最大100人の登録ユーザーが、リアルタイムにメッセージ交換やグループ会議、XMLルーティングなどを利用できる。また、世界中のJabberサーバーや30種類ものクライアントとの連携も可能だ。
JCPは「Jabber Open Source project」に基づくIMプラットフォームの商用版で、オープンソース版のソースコードは広く配布されているが、商用版が実行形式で無料配布されるのは初めてとなる。
JabberのDon Bergal副社長は「これはオープンソースソフトウェアではなく、大企業やサービス事業者に提供しているものと同じコードだ。無料配布の目的は、小規模企業がJabberを利用して商用サーバーを開発できるようにすることだ」と説明した。
◎関連記事
■仏France Telecom、IM企業の米Jabber.comに700万ドルを出資
■オープンソースIM「Jabber」のための「Jabber Foundation」が設立される
(2001/10/10)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]