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■URL
http://www.nri.co.jp/news/2001/011025.html (リリース)
「パーソナルサマリー」のイメージ
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アグリゲーションサービスとは、バンキング、株式投資、クレジットなど金融関連の利用状況を中心とした個人情報を、1つのWebページから閲覧できるサービスとなる。こうした金融サービスは通常それぞれ別の金融機関が提供していて、閲覧するには各サイトへIDやパスワードを用いたログインが必要だった。これをワンストップで閲覧可能にすることで、オンライン金融サービスの利便性向上を図るものだ。
NRIではアグリケーションサービスとして、3つの機能を提供する。まず銀行口座情報やカード利用状況、公共料金明細などを一覧できる「パーソナルサマリー」、さまざまなWebサイトから必要な情報を切り取り、マイページとして1ヶ所で閲覧できる「ウェブクリッパー」、インターネット上の情報をモニターして、変化が現われた場合に電子メールで通知する「アラートメール」となる。まず野村證券のオンライントレード「野村ホームトレード」のユーザー向け付加サービス「ホームトレードプラス」の新機能として、10月29日よりまずパーソナルサマリー(サービス名は「資産一覧簿」)とウェブクリッパー(同「お気に入り掲示板」)を開始し、追って11月よりアラートメール(同「情報見張り番」)を追加。追って他の金融サービスにも拡大を目指すとしている。
なおアグリケーションサービスで利用できるのは、開始当初は三和銀行、ジャパンネット銀行、みずほフィナンシャルグループ(富士銀行エムタウン支店)、野村ファンドネット証券、JCB、イーマイルネットなどで、追ってイオンクレジット、NTTデータ、スルガ銀行、中部電力、日本テレコムなどに対応する予定だ。なおインターネットバンキングなどのサービスでは、利用者があらかじめ該当サービスのアカウントを持っていることが利用条件となる。
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(2001/10/26)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]