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| NTTのセット割引を解説しているページ |
イー・アクセス株式会社など5社は、NTT東西が行なっているマイラインとADSLサービスのセット割引が「公正な競争を阻害している」として、総務省に意見書を提出した事を明らかにした。
今回意見書を提出したのは、イー・アクセスのほか、北海道総合通信網、東北インテリジェント通信、中国通信ネットワーク、四国情報通信ネットワークなどの電力系通信会社で計5社となる。
NTT東西は、12月から市内と県内市外通話でNTTを利用する「マイラインプラス」に登録することで、同社が提供する「フレッツADSL」の月額料金を10%割り引く「セット割引」を導入する。5社は「NTT東西は、ADSLシェアで50%以上を獲得していながら、マイライン市場での独占を利用して、さらにADSL市場でも独占を図ろうとしている」として、意見書を提出した。
イー・アクセスは、「当社では、4月にNTTが116番を用いた不平等行為を行なっていることに対して、意見の申し立てを行なった。その結果、総務省からNTTへ指導が行なわれ、不公平性の改善がなされた。今回も総務省からの指導を期待し、NTTが行なっている独占的立場の活用による、不公平の是正を行なって頂きたい」と語っている。また、他社が行なっているマイラインとの割引に対しては、「マイラインとのセット割引を行なっていること自体に、意見を申し立てているのではない。今回NTTに申し立てを行なったのは、NTTがマイラインの独占的な立場を利用することにより、ADSL市場でも更なる独占の恐れがあり、公平な競争を妨げる可能性があるからだ」としている。
なお、4月に行なわれたイー・アクセスの意見申し立ての際には、総務省の了解後、およそ3週間後にNTTに指導が行なわれた経緯がある。
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(2001/11/6)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]