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■URL
http://www.idg.co.jp/expo/iw/ (internet World Japan 2001)
http://www.idg.co.jp/expo/smj/top/ (Streaming Media Japan 2001)
http://www.idg.co.jp/expo/demo/ (DEMO Japan)
「Internet World Japan 2001」の会場風景 |
11月20日、今年で4回目となるインターネット関連の総合展示会「Internet World Japan 2001(以下Internet World)」が、幕張メッセにて開幕した。今回の特徴としては、ストリーミング技術・サービスに関するイベント「Streaming Media Japan 2001(以下Streaming Media)」、ITベンチャー向けイベント「DEMO Japan」が同時開催されていることだ。期間は3日間で11月22日までの開催となっている。
会場となる幕張メッセ(5~6ホール)では、スペースを「Internet World」と「Streaming Media」、「DEMO Japan」に分割して開催している。展示会場と基調講演などを行なうセッション会場で構成されており、8つある講演会場では、3日間に100以上の講演が行なわれる。出展企業は、「Internet World」が60社、「Streaming Media」が37社、「DEMO Japan」が9社となっており、商品紹介・サービス説明などを行なっている。
今年の「Internet World」では、NECソフトやCSKを始め60社が出展している。昨年の出展数132社から、約半分となっている。最大のブースをとるCSKでは、テーマを「ビジネスの変化に対応するeサービス」として、日替わりでプレゼンテーションを行なっている。シスコシステムズのブースでは、デモを交えた自社商品プレゼンテーションや無線LANのタッチ&トライコーナーなどが設置されている。
「STREAMING MEDIA」は、1998年に米国で初開催されており、今年の出展企業は300社となっている。今回日本で初の開催ということで、「Internet World」と同時開催し、37社が出展している。昨今のブロードバンドブームも影響し、会場内では「Internet World」と同等の人で賑わっていた。特に「Streaming Media」出展会社で大きなスペースを確保している、日本テレコムやリアルネットワークスなどでは、ストリーミング放送を実際に行ない、盛んに来場者へアピールしていた。来場者の関心も高く、ストリーミングデモが始まると、所々で人だかりができていた。特にリアルネットワークスのブースでは、「RealPlayer」の最新版「RealOne Player」や動画・音声に関する著作権保護ソリューション「RealSystem Media Commerce Suite」のプレゼンテーションが人気を集めていた。
CSKの会場 | シスコの会場 | リアルネットワークスの会場 |
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日本では今回が2回目の開催となる「DEMO Japan」は、6ホールの一角で開催されている。「DEMO Japan」は次世代のIT産業を担う先端技術・製品動向の発表の場として、米国では10年の歴史があるイベントだ。出展企業はサン・マイクロシステムズなど9社となっている。また、「DEMO Japan」の展示場と併設されている講演会場では、ベンチャー企業のプレゼンテーションや、経済産業省岸本周平文化情報関連産業課長の基調講演などが行なわれる。
今回の「Internet World」では100以上のセミナー・講演が開催されている。会場は5~6ホールの展示場奥に設置された6つの会場と、国際会議場2階に設置された2会場となっている。展示場奥の会場はオープン形式となっており、来場者は、遠まわしに観察してから入場することも可能だ。国際会議場のホールは、セミナーと基調講演で会場が分けられており、毎日数回の講演が行なわれている。
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(2001/11/20)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]