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■URL
http://delice.ampm.co.jp/adv/tepco/index.htm
「TEPCO de am/pm」の看板
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これは生活者をフルサポートする“サービスコンビニ”として実験的に展開される店舗で、渋谷店が第1号店舗となる。通常の「am/pm」店舗部分に加えて「コンシェルジュコーナー」と「インターネットコーナー」を設け、“コンビニでできたら便利なサービス”を提供する形だ。
コンシェルジュコーナーでは、カウンターで係員が来客の要望や相談を聞いて、さまざまな提携企業・団体と連携して、お客のニーズに対応できるナビゲーションを行なっていく。ターゲットとして想定するのは“20~30代の働いている人”で、人に聞きにくかったり、普段の生活では対応しにくい相談や悩み事の解消を狙いとしている。具体的には、自宅のリフォームやライトアップアドバイスなどの住まい関連、パソコン出張サービス、インターネット・電話サービスの手続きといった電力/IT関連から、法律相談や損保・生保案内などの専門的なもの、ハウスクリーニングや家事代行といった生活密着型のサービスまで、幅広い内容の相談や案内を受け付ける。法律や起業相談など、専門的なアドバイスを必要とする場合、個室でテレビ会議システム(NetMeeting)を用いて専門家と直接対話できるなど、プライバシーに配慮したサービスを行なっていく。コンシェルジュの利用はサービスの種類に応じて、無料~5,000円/30分の料金が必要となる。
またインターネットコーナーでは、東京電力の光ファイバー回線を利用して、100Mbps環境で映像コンテンツなどを体験できる「ブロードバンド体験コーナー」や、ブロードバンド環境のインターネットを気軽に楽しめる「パーソナルコーナー」(端末4台、100円/20分)、ビジネスソフトやCD-RWの利用が可能な「ビジネスコーナー」(端末4台、200円/20分)を設置。気軽に利用できるスペースとなっている。利用には初回時のみ会員登録が必要となる(入会金200円、開店キャンペーンとして一定期間は無料の予定)。なお「TEPCO de am/pm 渋谷店」では、ICカード型電子マネー「Edy」での支払いやチャージにも対応しており、「Edy」カードがあればインターネットコーナーを会員登録なしで利用可能だ。
am/pmと東京電力では、2002年9月までをパイロット期間として、都心部や首都圏の住宅地など数店舗を出店し、来客の反応や事業性、可能性などを検証するという。
コンシェルジェコーナー。報道陣でごった返していたため狭そうに見えるが、実際はゆったりしたスペース | 「パーソナルコーナー」は、カップルでも楽しめるよう椅子が2つずつ設置 | 「Edy」のカードリーダーはレジの外側にあり、触れるだけで決済できる | 東京電力ということで、でんこちゃんグッズもあり |
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(2001/12/3)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]