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■URL
http://www.tripod.lycos.com/subscriptions/index.html
http://angelfire.lycos.com/doc/subscriptions/index.html
http://www.terralycos.com/press/pr_12_18e_01.html
無料ホームページサイトのTripodとAngelfireを運営しているスペインのTerra Lycosは18日、これまで広告収入によって無料ホームページサービスを提供してきたTripodとAngelfireに新たに広告を表示しないなど付加価値をつけた有料サービス「Tripod Plus」・「Angelfire Plus」を開始すると発表した。TripodとAngelfireには現在2,100万人の会員がいる。
これらの新しいサービスは月額4.95ドルで提供され、初期設定費用が10ドルかかる。会員が作るホームページには広告が表示されないだけでなく、無料サービスよりも5MB多くディスクスペースが提供され、サイトへの帯域幅も無料サービスより広い。また「watch.tripod.com」といったアクセスしやすい短いアドレス、ページのテンプレートやJavaScriptやCGIのライブラリなどサイトを構築する種々のツールの提供、画像などをオークションサイトに表示するために使えるファイルシェアリング機能が提供される。
また、Tripod PlusやAngelfire Plusの会員になったメンバーに対しては、さらに月額4.95ドルを追加で支払うことによって50MBずつディスク容量を増やすことができ、最大250MBまで増やすことが可能だ。また帯域幅に関しても、多くの人がアクセスしやすくできるように、追加で月額4.95ドルを支払うことにより、ディスク容量とサイトの規模に応じて別に定められた帯域幅を足すことができる。
さまざまな統計でインターネット広告市場が落ち込んでいることが指摘されているが、Terra Lycosはこの新サービスによって新たな収入源を確保したい考えだ。同様の無料ホームページサービスを提供している米YahooのGeoCitiesも2001年の8月29日に「GeoCities Plus」という有料のホームページサービスを開始している。
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(2001/12/19)
[Reported by taiga@scientist.com / okiyama@impress.co.jp]