【通信業界】

~インフラ、サポートの共有化など

Panasonic hi-hoとDTI、ISP事業で提携

■URL
http://www.melco.co.jp/ (三菱電機)
http://www.dti.ad.jp/ (DTI)
http://www.matsushita.co.jp/ (松下電器)

 三菱電機株式会社、三菱電機の子会社であるISP株式会社ドリーム・トレイン・インターネット(DTI)、ISP「Panasonic hi-ho」を運営する松下電器産業株式会社の3社はISP事業において業務提携を結ぶと発表した。提携の内容は、IPv6など新技術の共同研究、情報インフラとカスタマーサポートの共有化、コンテンツデリバリーネットワーク(CDN)とブロードバンドコンテンツの共同開発、広告事業の協業の4点だ。

 まず、2002年上半期には東京~大阪のバックボーンとカスタマーサポートセンターを共通化する予定だ。コンテンツについては、2002年2月から、Panasonic hi-hoのコンテンツ「ブロードバンド試写会」と「マイアイドルコミュニケーションOne to One」をDTI会員にも提供する予定で、徐々に共有化を進めていくという。

 今回の提携は、「Panasonic hi-hoが持つ豊富なコンテンツと、DTIの持つ品質の高い通信基盤」を組み合わせることで、より競争力のあるプロバイダーにする狙いがある。また、各種設備を共同で利用することにより経営基盤を強化させるという。利用者側のメリットとしては、「充実したブロードバンドコンテンツ」「新サービスの早期提供」「サービス品質の向上」などが挙げられるという。

 将来的には、バックボーンやiDCなどのネットワークインフラ、顧客データベースの共通化をすすめる。なお、今回の提携によるブランドの統合などは行なわない。

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(2001/12/25)

[Reported by adachi@impress.co.jp]


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