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■URL
http://www.jabber.com/news/release_011002.shtml
インスタントメッセージング(IM)ソフト開発の米Jabberは10日、商用およびオープンソースのJabberサーバーに対応するアプリケーションを迅速に開発できるよう、2つのソフトウェアコンポーネントのソースコードを無料公開した。
同社が公開したのは、Jabberサーバーアプリケーションを構築するためのAPIのセット「Jabber External Component Libraries (JECL) 1.0」と、Jabarネットワークでサーバー同士の接続を可能にする「Server Connection Manager (SCM) 1.0」のソースコード。
JECL 1.0は、拡張性を持ったJabberのXMLメッセージングプラットフォームを活用できるアプリケーションを構築するためのAPIのセット。JECLを使って、クラスター構成のサーバー上で分散アプリケーションを構築し、数十万ものユーザーに対応したり、冗長性により耐障害性を高めることが可能となる。
SCM 1.0は、ネットワーク上の全てのJabarサーバーをP2Pで通信可能にするソフト。これにより、企業やサービス事業者のJabber IMユーザーが、他の組織が運営しているJabberサーバーのユーザーと、リアルタイムにメッセージを交換できるようになる。同ソフトの提供により、全世界に設置されている5万台以上のJabarサーバー間の接続を推進する。
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(2002/1/11)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]