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日本電算機は、セットトップボックス型のインターネット端末「iBOX」に、ホームサーバー機能を盛り込んだ新製品「iBOXサーバ」を3月に発売する。
従来の製品「iBOX-2」は、家庭の居間などに設置されたテレビに接続して利用するものだった。これに対してiBOXサーバは、同等のインターネット機能に加えてブロードバンドルーター機能を装備。iBOXサーバをゲートウェイとして、居間のテレビだけでなく、複数の端末からインターネットが利用できるようになる。IEEE 802.11b準拠の無線LANカードを追加することで、他の部屋のパソコンやネット家電などを接続できる。
さらにオプションとして、ハードディスクドライブやテレビチューナーなども用意。iBOXサーバに蓄積したテレビ番組などのコンテンツを家庭内の端末から視聴するといった、いわゆる“ホームサーバー”としての利用にも対応する。また、複数ユーザーが共有することから、セキュリティや認証などのアプリケーションも必要に応じて提供する予定だ。価格はオープンプライスだが、標準構成で10万円以下を見込んでいる。
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(2002/1/11)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]