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http://www.oasis-open.org/news/oasis_news_04_02_02.shtml
XML関連の標準化団体OASISは2日、デジタル著作権管理(DRM)用のXML規格を策定する技術委員会「OASIS Rights Language Technical Committee」を設置したと発表した。委員会では、デジタルコンテンツやWebサービスなど、あらゆる種類のリソースに関連する権利を明記して管理するための共通手法を提供するとしている。
同委員会の参加企業には、米ContentGuardのほか、米Hewlett-Packard、米Microsoft、英Reuters、米VeriSignなどが名を連ねている。DRM用XML規格のベースとしては、米ContentGuardが同委員会に「eXtensible rights Markup Language」(XrML)を提出する。
同委員会の委員長を務めるContentGuardのHari Reddy氏は「多くの業界において、コンテンツやWebサービスなどのデジタル資産を管理する『DRM標準』へのニーズが高まっている。我々は、デジタル資産の制作や配信、消費を管理するコンポーネントやシステムが連携するのに必要な標準言語の策定に取り組んでいく」とコメントした。
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(2002/4/3)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]