■URL
http://www.ntt-east.co.jp/release/0204/020411c.html (新メニュー)
http://www.ntt-east.co.jp/release/0204/020411b.html (エリア拡大)
東日本電信電話株式会社(NTT東日本)は11日、光アクセスサービス「Bフレッツ」において、月額5,800円のメニュー「ニューファミリータイプ」を6月1日から開始すると発表した。
「ニューファミリータイプ」は、初期費用27,900円、月額5,800円で通信速度は最大100Mbpsとなる。接続台数は5台まで。別途、回線終端装置の利用料金として月額900円が必要となる。Bフレッツにおける最大100Mbpsのメニューとしては、企業向けの「ビジネスタイプ」(月額40,000円、接続台数50台まで、以下同じ)とSOHO向けの「ベーシックタイプ」(月額9,000円、10台)があるが、ニューファミリータイプはこれらよりもアクセスラインを共有するユーザー数が多いため低価格を実現できたという。
今回の新メニュー追加によりBフレッツは、「ビジネスタイプ」、「ベーシックタイプ」、個人向けの「ニューファミリータイプ」のほか、マンション向けの「マンションタイプ」(3,000円~、5台)、最大10Mbpsの「ファミリータイプ」(5,000円、5台)の5つのメニューとなる(それぞれ回線終端装置の利用料金は別途必要)。なお、NTT東日本によると、ニューファミリータイプとフレッツ・ADSLの8Mbpsタイプとのバランスが取れなくなったため今後は「ファミリータイプ」のエリア拡大は行なわないという。
ニューファミリータイプの開始当初のサービスエリアは、東京23区、武蔵野市、三鷹市、府中市、狛江市の一部となり、順次拡大する。さらに、Bフレッツのエリア拡大も同時に発表され、東日本エリアにおいては9月下旬までにすべての県庁所在地に拡げる。
同社では、現在、FTTHサービスを提供している業者のエリアは都市部が中心だが、さらにエリアを拡げるためコストダウンの技術などを模索しているという。さらに、国土交通省が所有する光ファイバーを借りる可能性もあるとのこと。
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(2002/4/11)
[Reported by adachi@impress.co.jp]