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http://www.trendmicro.co.jp/company/news/2002/news020418.asp
「ウイルスバスター コーポレートエディション 5」 |
トレンドマイクロ株式会社は、企業向けウィルス対策ソフトの最新版「ウイルスバスター コーポレートエディション 5(以下、VC5)」を、6月17日より発売すると発表した。価格は3万8,000円(5ユーザパック)から。
VC5の特徴は、VC5をサーバーマシンとクライアントマシンにそれぞれインストールすることで、サーバーマシン側からクライアントマシンを一元管理できる点だ。全てのクライアントマシンに均一なウィルス対策が求められる企業ユーザーなどには、有用な機能と言える。
前バージョンの「ウイルスバスター コーポレートエディション 3.4」からの大きな変更点は、以下の三点だ。
・ウィルス定義ファイルなどのアップデート中に、万が一通信が途切れても中断された時点から再開できるアップデートレジューム機能
・受信メール(POP3)のウィルス検索機能
・各クライアントマシンからでもアップデートが可能なRemote Agentツール
VC5では、インストールの煩雑さを軽減させるために、ドメイン毎やIP毎など指定したクライアントマシンへのインストールやウィルス定義ファイルの更新などを、サーバーマシンから一斉に行なう事ができる。ただし、このようにサーバーからリモートでインストールする場合には、クライアントマシンが「Windows NT/2000」である必要がある。なお、クライアントマシンからサーバーへインストール要求を出す場合は、「Windows 95/98/Me/XP」でも可能だ。
また、VC5の新機能として、WebベースのHTTPによるファイル転送やインストール作業に加えて、ファイルベースのインストールも可能となった。これによって、トレンドマイクロが最新のウィルス定義ファイルを公開した際も、サーバーが一度定義ファイルをダウンロードしておけば、クライアントマシンはLANからウィルス定義ファイルをダウンロードできるので、大幅なトラフィックの減少が見込める。
トレンドマイクロによると「企業の場合、99%のマシンが最新の定義ファイルを適用し対策を行なっていても、残りの1%が対応していなかったために、全てが無駄になる可能性が高い。また、この点が管理者を一番悩ませている点だ。VC5を導入すれば、このような不安がなくなるだろう」とし、VC5のターゲット層に関しては「現在、500クライアント以下の企業が60%を越えており、更に2001年度は50クライアント未満のユーザーが大幅に増加した。今回の商品のターゲットは、このような“ウィルス管理者”が居ないような中小企業だ。VC5は、ウィルス管理者が居なくても活用できるように、簡単なGUIが可能となっている」とのこと。
クライアントマシンでウィルスが発見された際の警告画面 | クライアントマシーンへのインストール画面 |
管理者用クライアント管理画面
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管理者用アップデートデータ管理画面 | サーバーからのリモートインストール画面 |
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[Reported by otsu-j@impress.co.jp]