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http://docs.yahoo.com/docs/pr/2q02pr.html
米Yahoo!は10日、2002年第2四半期の決算を発表した。売上高は2億2,580万ドルで、前年同期の1億8,220万ドルに比べて24%増加した。一般会計基準に基づく純利益は2,140万ドルで、前年同期の純損失4,850万ドルから黒字転換を果たした。同社は6四半期連続して赤字を計上していたが、今回7四半期ぶりの黒字となった。
2002年第2四半期の売上高のうち、広告などのマーケティングサービスの売上げが1億3,570万ドルで、前年同期に比べて4%の減少。主にインターネット企業との広告契約が減っているためで、この落ち込みの一部を中小企業からの収入によって相殺されたという。
また、手数料や掲載料による収入は7,410万ドルで、前年同期に比べて109%増加した。これは主に、2002年第1四半期に買収したHotJobsや「Yahoo! Personals」の有料化、その他の有料サービスからの収入が増加したため。
地域別では、米国の売上高が1億8,750万ドルで、前年同期に比べて26%増加した。米国外の売上高は前年同期比16%増の3,830万ドルで、売上高全体に占める割合は17%と、前年同期の18%から低下した。
Yahoo!のTerry Semel会長兼CEOは「当社は戦略的目標の達成と事業計画の実行に注力してきた。全体的な経済状況の厳しさにも関わらず、売上高と利益が伸びたことをうれしく思う」とコメントしている。
今後の見通しについては、売上高が第3四半期には2億2,500万～2億5,000万ドル、2002年通期では9億～9億4,000万ドルと予想している。4月時点では、通期の売上高が8億7,000万～9億1,000万ドルと見込んでおり、これを上方修正した。
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(2002/7/11)
[Reported by 江藤浩幸]