■URL
http://www.fastsearch.com/press/press_display.asp?pr_rel=145
http://www.alltheweb.com/info/aboutresults.html
http://www.ftc.gov/os/closings/staff/commercialalertattatch.htm
サーチエンジンのAlltheWeb.comは23日、先日、米連邦取引委員会(FTC)が大手サーチエンジンに対して、広告料を支払って上位に検索結果が表示されるサイトと通常の検索結果がいっしょに表示されるのは問題だと指摘したことに関連して、検索結果の種類をより明確に表示することを明らかにした。
AlltheWeb.comは、これまでも広告料の支払いを受けた検索結果を異なる表記にしていたが、今回そうした検索結果を「Sponsered Listings」という他の検索結果よりも上にある特別の領域に違ったフォントと色で容易に識別できる方法で表示することを決めた。これらの検索結果はAlltheWeb.comのインデックスに含まれたページではなく、検索後に合致する内容の広告をサードパーティーのプロバイダーが提供しているものにすぎない。
これに加えてAlltheWeb.comでは、企業から広告料を受け取った上で、依頼を受けたページをインデックスに含めるサービスを提供している。AlltheWeb.comによるとこれらはインデックスされている21億ページの内の1%にも満たないとした上で、これらのサービスにより一般的な検索ロボットではアクセスできないデータベースの情報などにアクセスできるため、利用者にとって有益であるとの見解を明らかにしている。これらの特別にインデックスに含まれる検索結果は他の検索結果と比べて特別の恩恵を受けていないという。
AlltheWeb.comではこうした検索結果の表示慣行に関する情報ページを開設し、利用者に理解を求めている。
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(2002/7/24)
[Reported by taiga@scientist.com]