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マイクロソフト、Office XPをWebサービスに対応させるツールを公開

■URL
http://www.microsoft.com/japan/office/developer/webservices/

 マイクロソフト株式会社は26日、同社のオフィススイート製品「Microsoft Office XP」をWebサービスに対応させるための開発者向けツールキット「Microsoft Office XP Web Services Toolkit 2.0」を公開した。サイズは約5Mバイトで、現在同社のサイトから無償でダウンロードできる。

 Microsoft Office XP Web Services Toolkit 2.0は、開発者が「Microsoft Visual Basic for Applications(VBA)」を使ってOffice XP上でWebサービスを提供できるようにするツール。「UDDI」を用いてWebサービスを検索したり、Webサービスと各Officeアプリケーションの統合環境を構築できる。

 バージョン1.0は2002年1月に公開されており、今回のバージョン2.0では新たに「Microsoft SOAP タイプ ライブラリ 3.0」がサポートされ、プロトコル「SOAP」を用いた添付ファイルの送信や、ローカルキャッシュ機能が追加された。

 同社のサイトでは、各OfficeアプリケーションとWebサービスの連携として、Wordにおいては宛名印刷で利用する住所と郵便番号の整合性の確認、Excelにおいては見積もり書の値段を自動的に更新するなどの利用例を紹介している。



VBA開発環境でUDDIを用いてWebサービスを検索。 各地の気象情報を確認するWebサービスをExcelで利用。例えば、気温や湿度などを基に不快指数を求めるといった事も可能。情報は随時更新できる。

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(2002/7/26)

[Reported by adachi@impress.co.jp]

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