電光表示板はかなり横長のため、ライブカメラでは見たい方面を選択して半分ずつ表示する仕組み。それでも見ての通り、画面の半分以上を天井が占めてしまうのだが‥‥ |
各駅における列車の発車時刻を電光表示板風にデスクトップ上に表示するソフトはこれまでもあったが、今度は、ブロードバンド網を活用して駅にある本物の電光表示板をライブ中継してしまおうという試みが始まった。
東北総合通信局とIT関連事業者などが推進している「仙台ITアベニューユビキタス環境モデル実証実験(MASAMUNE・trial)」で、コンテンツ配信サービスとして「JR仙台駅新幹線発車情報LIVE!」が追加された。
ライブ映像は、「上り」(東京方面)または「下り」(盛岡方面)を選択することで、アプレットによりそれぞれウェブブラウザー上に表示される仕組み。これから発車する東北新幹線の列車名や発車時刻、停車駅などがリアルタイムに中継される。回線の状況にもよるが、停車駅などスクロール表示されている情報も確認可能だ。
MASAMUNE・trialでは、仙台駅周辺においてモニター向けのホットスポット提供実験を行なっているが、8月に入ってIEEE 802.11b対応のスポットを拡大。仙台駅にもアクセスポイントを用意していた。
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(2002/8/7)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]