【ニュース/選挙】


超党派の国会議員によるインターネット政治研究会が初会合

■URL
http://www.ss-project.com/index.html(島さとし氏のホームページ)
http://www.coara.or.jp/~sakigake/etc/kaitosho (新党さきがけの質問に対する自治省からの回答)

 インターネットを利用した選挙運動の実現に向けた「インターネット政治研究会」の初会合が15日、国会内で開かれた。この会合は島さとし氏(新進党)、逢沢一郎氏(自民党)らの呼びかけによるもので、超党派の国会議員44人(代理人24人)が出席した。

 会合では公職選挙法の一部を改正し、コンピュータ通信を用いた選挙運動の解禁を求め、選挙運動期間中のホームページや電子メールによる、有権者への投票の呼びかけを可能にする法律案の成立を目指すことを確認した。

 研究会ではインターネットを利用した選挙運動のメリットとして、以下のものをあげている。1)政治家個人の政策を直接伝えることができることによって、政治・選挙が政策中心になる。2)チラシ広告などよりも安いため、金のかからない政治が可能になる。3)在外邦人などへの情報発信ができ政治参加が促進される。

 今後は、自治省や民間有識者とのヒヤリングを行ない、早ければ次の国会にも改正案を提出したいとしている。

 なお、インターネットを利用した選挙運動は公職選挙法に違反するという「新党さきがけの質問に対する自治省からの回答」(本誌96年10月30日号参照)がある。

('97/5/16)

[Reported by kikuchi@impress.co.jp]


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