【新製品】

電子メール機能のほかWWWブラウザー、個人情報管理機能を統合

ロータスが個人向け統合インターネットソフト「ノーツ パーソナルR4.6」発売

■URL
http://www.lotus.co.jp/Productinfo.nsf/HTML/ProductService?OpenDocument

 ロータス株式会社は、個人ユーザー向け統合インターネットクライアントソフト「ロータス ノーツ パーソナルR4.6」を発表した。Windows 95/NT対応で、2月27日発売。価格は12,800円。また、ロータス製品ユーザーには優待価格8,800円で提供される。なお、製品には、同社のコンテンツ情報サービス「インターネットノーツサービス(INS)」用の「INS接続キット」や株式会社インプレスの「ホームページ作成素材集」なども同梱されている。

 ノーツ パーソナルR4.6は、現行の「ノーツ デスクトップR4.6」、「ノーツメールR4.6」などといったクライアント製品(本誌'97年10月16日号参照)の機能を統合した製品。「ノーツドミノサーバー」のクライアントとしてだけではなく、インターネット上のサービス一般のクライアントソフトとして、主に個人ユーザーをターゲットとした製品だ。
 主な機能としては、POP3、SMTP、MIMEをサポートした電子メール機能、「Internet Explorer 4.0(IE4.0)」を組み込んだWWWブラウジング機能、ホームページ作成機能、WWW情報の保管・管理、個人情報管理、文書・画像データ管理機能などを備えている。また、携帯端末機器(PDA)との連携も可能で、シャープ株式会社の「ザウルス」やスリーコムジャパン株式会社の「PalmPilot」などとの間でデータをやりとりできる。

 WWWブラウジングについては、IE4.0のほか、Netscape Navigatorやノーツ パーソナル自身のブラウザー機能「Webナビゲータ」も利用可能だ。また、指定したWWWページが更新されているかを定期的にチェックする「Webページ自動更新エージェント」などの機能も備えている。

 ほかには、データベース機能が充実しており、送受信した電子メールのデータのほか収集したWWWページの情報などもまとめてデータベース化し、一覧表示や分類、全文検索などの管理ができる。

 同社では、ノーツ パーソナルR4.6を個人向け情報管理クライアントと位置づけており、電子メールやWWW上の情報の管理も可能なことから、IEやNetscape NavigatorなどのWWWブラウザーや「Eudora」などの電子メールソフトのユーザーからの乗り換えも狙うという。

◎問い合わせ先 
ロータス株式会社
インフォメーションセンター
TEL 03-5496-3111

('98/1/21)

[Reported by okiyama@impress.co.jp]



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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp