ジオシティーズの一部コミュニティでデータが消失した件について、該当コミュニティーのメンバーに「データが消えてしまった」旨の連絡が3月13日なされた。当初、ジオシティーズ側は「メンテナンスに伴う一時的なもの」と説明していた(本誌3月11日号参照)。
ジオシティーズでは今回の件をもとに、データを二重化する「RAIDシステム」や、多くのアクセスに耐えられるような環境を導入する。
なお、ジオシティーズでは今後、ホームページ容量の3MBへの増量や、チャットツールやサブディレクトリの使える環境の提供も順次開始する。また、ロックや旅行、グルメなど新コミュニティの開設も予定している。
データ消失はユーザーにとっては困った事態だが、これを機会にほかのプロバイダーのユーザーでも、ローカルディスク上にコンテンツをとっておくなどの自衛策を考える必要があるだろう。
('98/3/16)
[Reported by masaka@impress.co.jp / ROKO]