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【新製品】

JavaStation用サーバーソフト「Netra」も同時発売

日本サンがネットワークコンピューター「JavaStation」を6月出荷開始

■URL
http://www.sun.co.jp/Press/release/1998-04-16.html

 日本サン・マイクロシステムズ株式会社は、ネットワークコンピューター「JavaStation」を発売する。価格は99,800円で出荷時期は'98年6月の予定。また、同時にJavaStationを運用するためのサーバーソフト「Netra j 2.0ソフトウェア」も発売する。価格は260,000円で'98年6月に出荷開始予定。

 JavaStationは、100% Pure Javaベースのネットワークコンピューターで、プロセッサーには「100MHz microSPARC-IIep」を搭載、メモリー32MBのスペックを持ち、OSは「JavaOS 1.1」をサポートしている。ハードディスクや拡張スロット、CD-ROMドライブなどは搭載していない。なお、価格にはキーボード、マウス、JavaStationクライアント・ソフトウェア使用権が含まれている。

 Netra j 2.0ソフトウェアは、JavaStationを運用するためのソフトで、Solaris 2.6が動作するサーバ上で動作する。WWWブラウザーから各種の設定が可能なHTMLベースの管理ソフト、かな漢字変換エンジンのほか、JavaOSやメール、カレンダー住所録などの機能を持つ「HotJava Views」といったJavaStation向けのクライアントソフトも含まれている。

 JavaStationは、'96年10月に基本的な仕様が発表されたもの(本誌'96年10月31日号参照)。当時から、ネットワークコンピューター、Java端末としての位置づけはもとより、その特異な形状でも話題を呼んでいたが、ようやく日本国内でも販売開始となる(米国では3月末より販売開始)。

 日本サンでは、JavaStation、Netraによるソリューションをコールセンターや予約業務などの特定用途向けに、主に企業を対象に販売を進める。また、名前は明らかにされていないが、日本国内の大学で数百台の導入が予定されているとのこと。

('98/4/16)

[Reported by okiyama@impress.co.jp]



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