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http://www.jpn.hp.com/Corp/pressreleases/FY1998/HC18JD500X.html
日本ヒューレットパッカード(日本HP)は21日、インターネット経由での印刷プロトコルInternet Printing Protocol(IPP)に対応したプリントサーバー「HP JetDirect 500X」を10月1日より発売すると発表した。IPPに対応した同種製品は初めて。
製品はイーサネット(100Base-TX/10Base-T/10Base-2)に対応した「HP JetDirect 500X Ethernet 10/100TX」(64,800円)と、TokenRingに対応した「HP JetDirect 500X TokenRing」(98,000円)の2種類。いずれもパラレルポートを3ポート装備し、3台までのパラレルプリンターを接続できる。また、組み込みWebサーバー機能により、Webブラウザーから設定やステータス確認ができる。
IPPは、印刷技術関連の企業で構成されるPrinter Working Group(PWG)で標準化が進められているプロトコルで、プリンターのキューにURLを割り当て、そこにデータを送り込んで印刷するというもの。Windows NT 5.0にも搭載が予定されている(本誌8月20日号参照)。IPPを使うことにより、プリントショップにインターネット経由で文書を送り込んだり、本社から全国の支社にFAX料金を使わずに文書を配信したりといったことができるようになる。
('98/9/21)
[Reported by masaka@impress.co.jp]