店頭のフォトフレームへ広告を配信、NTTの「ひかりサイネージ」
「ひかりサイネージLite Zシリーズ」で使われる7型フォトフレーム |
「デジタルサイネージジャパン 2010」のNTTグループのブースでは、企業規模や用途に応じて選べる総合的なデジタルサイネージ運用サービス「ひかりサイネージ」を中心とした展示を行っている。デジタルフォトフレームを活用したサイネージ「ひかりサイネージLite Zシリーズ」は、その1つだ。
株式会社ジークスの「Life+ サイネージシステム」をNTTブランドで提供するサービスで、無線LAN接続機能を搭載した専用フォトフレームを利用する。広告の管理はすべてサーバー側で行い、フォトフレームへワイヤレスで一斉配信する仕組みとなっている。
会場の担当者は「小型モニター付きDVDプレーヤーを店頭の商品棚へ設置し、プロモーション映像を再生するケースがよくあるが、こういった用途をよりスマートに実現できる」とアピール。フォトフレームの画面サイズも7インチと小型のため、設置も比較的容易だ。
サービスの提供価格は導入規模によって異なるが、フォトフレーム1台2万2000円、サービス利用料1台あたり月額1500円前後を想定している。
広告の管理はすべてサーバーで行う。フォトフレームの操作は基本的に不要 | 「ひかりサイネージLite Zシリーズ」サービス概要 |
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(森田 秀一)
2010/6/9 16:39
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