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Apple、プログラミング言語「Swift」の学習用ツール「Swift Playgrounds」をiOS 10搭載iPad向けに提供

 Appleは14日、iOSやMac OS向けのアプリを開発できるプログラミング言語「Swift」の学習用ツール「Swift Playgrounds」をiOS 10を搭載したiPad向けに無償で提供開始した。現在提供されているのは英語版のみとなる。

 Swift Playgroundsは、iPadのタッチインターフェースで選択肢の中からコードを入力しながら、Swift言語を用いてプログラミングの初歩が学べるツール。「LEARN TO CODE」と名付けられたコースをダウンロードし、与えられた課題をこなしていく。コースは現在6つ用意されており、今後追加されていく見込み。

 画面に現れる3つのキャラクターのうち1つを選び、「moveForward()」や「collectGem()」といった命令の通りに動かしながら、パズルを解いたり課題をクリアすることで、命令の与え方、関数やループの使い方、条件付きコードや変数といったプログラミングの概念を学ぶことができる。

 テンプレートも内蔵されており、変更を加えて独自のコードを構築できる。完成したプログラムは「メール」や「メッセージ」などで共有したり、ウェブ上に公開することができる。

 プロジェクトをXcodeに直接書き出して、iOSやMac OS向けのアプリも作成できるほか、タッチや加速度センサー、Bluetooth対応デバイスのコントロールなども可能。

 Appleのソフトウェアエンジニアリング担当シニアバイスプレジデントのクレイグ・フェデリギ氏は、「誰でもプログラミングを学ぶ機会を持つべきです。実社会で使われているプログラミング言語を使いながらプログラミングの主要概念を探求するための、楽しく簡単な方法を求めている次世代のプログラマーにSwift Playgroundsをお届けできることをとてもうれしく思います。これまでに世界中で100校以上の学校が秋学期からSwift Playgroundsをカリキュラムに加えることを決定しています。それを使って生徒が作るものを見ることが待ちきれない気持ちです」と述べている。