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仏Netatmo、人・車・動物を深層学習で検知する無線LAN対応の屋外用カメラ「Presence」
2016年11月30日 17:36
仏Netatmoは、深層学習アルゴリズムにより、人・車・動物を検知できる無線LAN対応の屋外用防犯カメラ「Presence」を12月1日より国内販売する。価格は3万9800円。
最大20mの検知エリア内で、動く人や車、動物を検知できる屋外用防犯カメラ。深層学習アルゴリズムにより、動体検知した物体を認識し、「人(車、動物)が見えました」との通知を、専用アプリをインストールしたスマートフォンやタブレット、Apple Watchに表示できる。「Alert-Zones機能」により、通知を受け取るエリアを4カ所まで設定可能。無線LANはIEEE 802.11n/g/bに対応する。
400万画素CMOSセンサーとマイクを備え、フルHD(1920×1080ピクセル)の音声付き動画を撮影可能。視野角は100度で、常時動画を記録できるほか、設定により動体を検知したときのみ撮影を行うことも可能。赤外線ナイトビジョンによる暗所での監視が可能なほか、カメラが装備する最大12WのLED投光照明をオンにした撮影も可能。照明はスマートフォンアプリからも点灯できるほか、人・車・動物を検知して自動的に点灯することもできる。
撮影した動画は、本体スロット内のmicroSDカードやDropbox、FTPサーバーに保存可能。通信はエンドツーエンドで暗号化される。また、24時間の動画を1分に圧縮できるタイムラプス機能により、1日の出来事を簡単に確認できる。
スマートフォンアプリ「Netatmo Security」では、ウェブサービス連携ツール「IFTTT」にも対応しており、例えば、車を検知した場合に車庫のドアを開ける、庭で動物を検知したらスプリンクラーを止める、といった設定も可能。
本体はアルミ製で、サイズは50×110×200mm(W×D×H)。屋外での利用を前提にしており、HZOの技術による防水機能も備える。また、屋外灯と交換する形での設置が可能とのこと。